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内科・呼吸器内科
医療法人社団 牧野内科医院
691-0002
島根県出雲市西平田町57-1

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睡眠時無呼吸症候群

どんな病気?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に何度も呼吸が停止、または減弱する病気です。このため、寝ているのに血液内の酸素が低下し、脈拍や血圧が上昇するのでいくら睡眠をとっても疲れが取れない、途中で目が覚めてしまう、昼間の眠気が強いなどの症状が出るといわれています。
朝の血圧の上昇や、糖尿病、不整脈の原因であるとも言われてますし、重症になると睡眠中の突然死の原因になることもある恐ろしい病気です。

どうやって診断するの?

睡眠時無呼吸症候群を疑った場合、まず簡易検査を行います。これによって無呼吸低換気係数(AHI)が40以上ある重症睡眠時無呼吸症候群と診断されれば、CPAPという機械での治療になりますが、5~40以下(軽~中等症睡眠時無呼吸症候群)であれば、脳波や血圧なども含めたPSG検査が必要です。当院では通常入院で行う検査を自宅で行えますので、患者様は検査のために仕事を休む必要もなく、入院費は発生しないので経済的にも負担が軽くなります。

簡易検査(パルスリープLS-140)

ご自身で装着してもらい2晩検査します。
呼吸・いびき・酸素飽和度・睡眠時の体位などを測定し無呼吸症候群の診断を行います。
検査費用は3割負担の方で
2,700円程です。

PSG精密検査(ソムノタッチRESP PSG-LM)

午後5時半ごろに当院に来院してもらい、看護師が装着します。
お風呂に入って、そのまま眠れる格好で来院してください。装置は翌朝持ってきてください。
簡易検査に加えて、脳派も測定するので睡眠の質もわかります。
装着中の血圧や下肢の筋電図も測定するので、睡眠時の血圧やむずむず脚症候群の診断も可能となります。
検査費用は3割負担の方で10,700円程です。

どうやって治療するの?

簡易検査でAHI(無呼吸低換気指数)が40以上、精密検査(PSG)で20以上

が認められた場合、CPAPという機械の使用が保険で認められています。

治療開始すると月一回の診察を受ける必要があります。当院では安定して使用できるようなった患者様は、使用データをリモートで確認することで、2か月に1回の診察で治療可能な体制をとっています。(高血圧や糖尿病などほかの合併症がある場合はその限りではありません)


スノーラー自己テスト

スノーラーとは『いびきをかく人』のことです。

いびきは重大な病気のサインかもしれません。

以下の項目に4個以上当てはまる人は当院医師にご相談ください。